講師雑感
訓練の2ヶ月目後半から始まる「基幹業務」や「ネットワークとセキュリティ」を担当しました。4ヶ月目の職業人講話で、外部講師の先生の「ルーターやスイッチが...」という話に皆さんが深く頷いている様子に、感動してすこしウルウルきました。
私の授業が始まったころ、私の口からでることばに対する反応の殆どが「それなに?!」だったことが今となっては懐かしい。
それが「ソフトウェア間の連携活用演習」に入ると、「データをキントーンにインポートして」とか「弥生販売の顧客リストをエクスポートして差し込み印刷で宛て名印刷して」などの指示が飛び交う日々。それをフツーに「ああ、それね」って実行していく皆さんの成長に感動するばかり。たった4ヶ月の訓練で、すが、皆さんが多くのことを学び、次の仕事に役立ててくださることを願ってやみません。
時々授業の様子を、なにやってるかな~とみにいきます(一応施設の代表なので)。ExcelやWordの練習をしてる1ヶ月目は、講師も訓練生もいろんな意味でドキドキ。「ファイルを開いて」といわれても、どこ?、どれ?の大合唱。「先生フォルダからデータを自分のディスクトップに入れて」ができたときには、歓声があがることも(この記事を読んで、それなに?って思ったらソフィアの訓練向いてるとおもいます)。それが、いまでは「それ先生フォルダにはいってますか?」とか「Excelのマクロ万能!」なんて話してくださり、日々成長を実感します。
なんの意味があるのか分からない2進数と10進数の変換も(ほんとは意味がある)、呪文のようなコマンドも、みんな好奇心の塊で乗り越えたり蹴散らかしたりして自分のものにしたり、自分には要らないと判断してどんどん前に進む。そのパワーと好奇心に圧倒されるのが訓練の醍醐味と思います。就職すると、フツーにでてくるキントーンも見積書も会計仕訳も年末調整も、きっと怖くないくらいに成長してます。使っているPCのIPアドレスも自分で確認できるようになってくださり、私達はとても嬉しいです。
4か月間ありがとうございました。みなさんが何事にも興味を持って取り組む姿勢を見てこちらが勉強させてもらいました。訓練中は、初めて聞く用語や仕組み、ソフトなどたくさんの初めてがいろいろあったと思います。新しいことを学ぶのは楽しいけれど大変なこともあるなか、それでも前向きに学ぶみなさんの姿勢を見習っていきたいです。
私は、エクセル、ワード、パワーポイント、フォトショップ、ウェブ関連授業、ソフトウェア間の連携活用演習の一部を担当しています。皆さんと一緒に過ごす時間が一番長く、4か月の訓練の始まりと終わりをつぶさに見ることができるような役割をしています。
「いろいろ学ぶオフィス事務科」では、4か月の積み重ねの大切さをとても感じました。というのも、たくさんのソフトウェアを学ぶ訓練だったので、訓練当初のことは忘れられてしまうかも…と少し不安でした。
しかし、訓練が始まった時エクセルに苦戦していた皆さんが、最終日にはエクセルの機能をワードやパワーポイントで解説する資料を作っているのを見て「覚えててくれてる!それどころか使いこなしてる!!」と感動してしまいました。
4ヵ月、新しいことが目白押しで大変だったと思います。そんな中でも、教え合ったり励まし合ったりして、ここまで積み重ねてきたんだなぁと、感慨深い思いでいっぱいです。
就職先での皆さんの頑張りを応援しています!